2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今月の本棚

今年一月から、その月に読んだ本を書くというのを始めようと思ってたのに、さっそく忘れてました。今月は読んだ中から、もっとも印象的だった一冊のみ。前にも書いたように、僕は新しい本にも話題の本にも古典にも分野にもこだわりません。その時の気分で読…

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/11/29メディア: ハードカバー購入: 12人 クリック: 551回この商品を含むブログ (766件) を見るいまに始まったわけじゃないけど、基本的に日本映画の特にメジャー作品はテレビ番組…

パレード

映画誌を読んだ限り、今年はどうやら2作品公開する監督が多いようですナ。その中の一人が「今度は愛妻家」「パレード」の行定勲監督。「今度は愛妻家」の感想の際も書いたと思いますが、僕にとって行定勲監督は「世界の中心で、愛をさけぶ」でも「今度は愛…

ランニング・オン・エンプティ

現在池袋の小さな映画館でレイトショーでやってる映画。脇で大杉漣氏が出演しているけれど有名俳優は一人もいません。いつもならまあスルーする映画ですけど、始めてチラシを手に取った時からちょっと観たいと思ってました。なぜか。この映画が商業映画デビ…

Mixed By Derrick May × AIR

僕は、デリック・メイ氏と会って話したことがあります!って言うと非常に大袈裟ですけど、実際の話は以下の通り。数年前に、いまはもう無い渋谷のシスコレコードに僕はレコードを買いに来ていました。あの店は商品棚の横で店のもっとも奥に店員等だけが入れ…

インビクタス 負けざる者たち

「グラン・トリノ」で、ざっくりといえば「ケリ」をつけたクリント・イーストウッド監督の新作。[rakuten:book:13233956:detail]クリント・イーストウッド監督なので所謂まっとうな「スポ根」映画ではないだろうということは観る前から予想がついてました。…

食堂かたつむり

予告編が良さそうだったのと、余貴美子さん、志田未来さん、満島ひかりさん目当てで観賞。主演は、かつては映画でも傑作「GO」でキュートな魅力を振りまいて、「メゾン・ド・ヒミコ」などの佳作と言えるものもあるのに、それ以上に明確な駄作出演が多すぎて…

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女

スウェーデンの映画というのも何か珍しい気がしました。他に最近ありましたっけ? ちょっと前に観た近隣国デンマーク(注1)の映画「誰がため」が、かなりの傑作だったこともあり観賞。なんでもかなりのベストセラー小説の映画化らしいんですが、僕は海外の…

崩壊するってどういう状態になること?

ここから先は結構どうでもいい話であとで消すかもしれないので、読んでもらわなくても別にいいです。まあ前から言ってる人はいるけど、最近何度か「邦画バブルは崩壊する」っていう話を耳にしました。ふむ。僕は常日頃からそういうことを考えているわけでも…

抱擁のかけら

ペドロ・アルモドバル監督&ぺネロぺ・クルス氏の組み合わせの新作。どういう物語なのか知らずに観賞。久しぶりに、自分の心の中のどこかをくすぐられているような、そんな感覚になりながらうまいこと最後まで構成に翻弄されながら観てしまったという感じで…

タニプロ、キネマ旬報表彰式に行く。の巻

昨日の話ですが、第83回キネマ旬報第一位映画観賞会と表彰式に行ってまいりました。長くなるとアレなんでツラツラ順を追って簡潔に書きます。ちなみに当然写真はございません。なので後に記事になるのを待つか、文面から想像してください。ペア券だったので…

おとうと

大御所山田洋次監督の新作。主演は傑作「母べえ」に続いて吉永小百合さんと、同じく出演していた笑福亭鶴瓶さん。母べえ 通常版 [DVD]出版社/メーカー: 松竹発売日: 2008/07/25メディア: DVD購入: 1人 クリック: 63回この商品を含むブログ (69件) を見るちな…

フローズン・リバー

なんでもアカデミー賞二部門にノミネートした作品だとか。実際はどういう映画なのか全く知らずに観賞。なるほど。シンプルというかミニマルな魅力にみちた映画でした。観た後インタビュー記事を読んでみると、注目社会派女性監督の長編デビュー作だとか。「…