「ヒーローショー」にみる井筒和幸監督の観察眼

1.わかりやすい不良が続々登場。そのうちのひとりが速水もこみち氏にそっくり。正直な話、最初速水もこみち氏かと思った。歳をとったら新庄剛志氏のようになるんではないか。

2.格闘家のような風貌の、おもいっきり強がってるワルが登場。一瞬須藤元気氏かと思った。

3.暇つぶしレベルのしょうもないイタズラをして、バチが当たる不良がいる。

4.ジャルジャルの二枚目のジャージとタンクトップ姿が、うちの近所のコンビニでたむろしてる若者を彷彿とさせている。「イエローキッド」の不良の先輩もこれに近い。乗ってる車と配管工という設定が抜群に活きている。

5.ストーリーに何の関係もないところで登場する、海辺に不良が連れてくる彼女が、柳原可奈子さんのネタになってるキャラっぽい。

そういえば、哀川翔さんがどうこうってセリフもあった気がするなあ。いまだに「不良の定義が哀川翔」ってわかるよ。僕がそうだもの。
なんでそんなこと思ったかっていうと、中学校の頃から使ってるレンタルビデオ屋が閉店することを今日知った。このレンタルビデオ屋が昔からVシネマとアダルトビデオの充実ぶりがハンパでなくて。うちの近所も大工さん等の職業が多いせいか知らないけど、Vシネマ大好きな人が多いんだろうかな。

このタイミングに「ヒーローショー」を観たので、なんか思い入れの残る映画になるかもな。ちょっと細部をもう一度確認してみたい。

感想
http://d.hatena.ne.jp/tanipro/20100602

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