ダウト〜あるカトリック学校で〜

日比谷 TOHOシネマズシャンテ

監督・脚本ジョン・パトリック・シャンリィ
出演メリル・ストリープ フィリップ・シーモア・ホフマン エイミー・アダムス ヴィオラ・ディヴィス他
音楽ハワード・ショア
製作国アメリ
製作スコット・ルーディン マーク・ロイバル
製作総指揮セリア・コスタス 
配給ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクサーズ・ジャパン
公式サイトhttp://www.movies.co.jp/doubt/flash.html

もしかすると「ジェネラル・ルージュの凱旋」と「ヤッターマン」に埋もれてるのかもしれませんが、主要4キャストが揃ってアカデミー賞にノミネートした作品。かく言う僕もフィリップ・シーモア・ホフマン目当てだったので映画館に行くまで知りませんでした。

昔一時期教会通いしていた経験があるくらいで知識は乏しいですが、傑作でした。
キネマ旬報の記事に結構細かく書いてありました。

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フィリップ・シーモア・ホフマンが「非寛容について」と言ったところで、後ろの白人男性が爆笑してました。あと上映前の「スラムドッグ$ミリオネア」予告で、みのもんた氏が登場するところで爆笑している人もいました。

やはり見せ場はメリル・ストリープフィリップ・シーモア・ホフマンの対決場面だと思いますが、この強烈な2人に負けず存在感を発揮するエイミー・アダムスを推したいです。いや素晴らしかった。

なんといっても重く感じられたのは、メリル・ストリープが「確たる証拠はないけれど、”疑惑”で追求を続けていく」という点ですね。それでいてあのラストは素晴らしいと思いました。

ダウト〜あるカトリック学校で〜」:広尾橋バス停付近の会話
【映画がはねたら、都バスに乗って】
http://blog.goo.ne.jp/ereninotabi/e/c21a9f22ff92ceefb9ee605ca4ee60dd

DVDになっていたので、劇場観賞以来「実録・連合赤軍」を再見。やはり大傑作。再見なので冒頭は飛ばして山岳ベースから観たのですが、もしこれから観る人はやはりフルで観たほうが良いと思います。

劇場で観た際はしばらく余韻をひきずったままだったのですが、今回母と観たら終盤のクッキーを巡る場面で「食べ物の恨みは怖いね」とか言うものだから苦笑です。

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