2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

この自由な世界で

監督ケン・ローチ 脚本ポール・ラヴァーティ 主演カーストン・ウェアリング 本年ベスト5に入るかもしれない大傑作。競争社会の中では「勝つこと」と「負けること」は同時に存在する、そんな映画。勝者がいるなら敗者がいる。今、この時代に作られて、この時…

この自由な世界で

答え?生き方?現代を生きる打開策?そんなものは自分で見つけろ、考えろ。何だか疲れた。そして僕は最悪だなと自覚する日々を過ごす。自分が逃げて、弱さ故に誤った決断をしてきたために、見えない形で挫折感という苦痛となって跳ね返ってくるとは。ただこ…

五輪閉幕

今日は映画以外の話題。北京五輪が閉幕。ほとんど観てないけど。全てNHKで、結局男子野球と男子サッカーを合わせて3試合、あと女子バトミントン小椋・潮田組一試合と女子シンクロペア決勝、日本人選手は出場してなかった女子体操ゆか決勝。あ、そこそこ…

書いて撮る

新聞文化面に4日間、「フロント4 書いて撮る」という特集が掲載されていたので、楽しみに読んだ。原作からの映画化が多い今、オリジナル脚本で挑む気鋭映画監督のインタビューで、インタビューを受けていたのは【ぐるりのこと。】の橋口亮輔(46)、【アフタ…

俺たちダンクシューター

主演ウィル・フェレルによるコメディ。「くだらない」この一言に尽きる。ウィル・フェレルがボールで股間隠してる絵面と、こんな感じのタイトルが付いているが、原題は全然違う。この「股間隠し」な感じのギャグで押してくる作品でも、コッテコテな感じで笑…

俺たちダンクシューター

帰り道、お手頃価格にて観賞。

ダークナイト

近隣のシネコンにて、レイトショー観賞。このシネコンは上映開始前のアナウンスが、なかなか面白い。1時間も前に着いた上に冷房が効き過ぎだから、上映開始まで向いの喫茶店で待機。エンドロール終了後、気付けば手が汗まみれになっていて、目頭が熱くなっ…

些細なことをすぐ忘れてしまう。

印象深い映画のワンシーンとか、音楽の秀逸なフレーズとかは覚えていられる。まあそんなのは誰でも同じだろうけど、昔から覚える事が得意だった。だけど、ちょっとしたことはすぐ忘れるのは何故だろう?安酒の飲み過ぎのためか?スポーツジムに行った帰りに…

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!

監督エドガー・ライト 主演サイモン・ペッグ ニック・フロスト 連れと共に日時を合わせて観賞したため、普段はしないが前売り指定席券を購入しておいた。これが大正解で、三週目だったというのに終日完売に近い状態だった。危うく観れずに帰宅する羽目になる…

赤い風船

監督アルベール・ラモリス 主演パスカル・ラモリス 風船 普段観賞後に拝見している映画の感想を載せている方のブログにて存在を知り観賞。 子供の頃に観たかったと思う作品。あまりの素晴らしさに心が洗われる想いだった。 50年以上前の作品なのに、いった…

赤い風船&ホット・ファズ

前日に上半期の個人的お気に入り映画を書いたので、7月以降に観た作品で忘れ難い作品を書いて今日は寝よう。【闇の子供たち】は既に書いたので外す。

北京五輪/映画覚書/音楽クイズ

数日前から北京五輪が開催されている。 男子サッカーの日本代表戦のみ一試合観戦していた。 先程たまたまNHKを付けたら女子バトミントンダブルス小椋久美子・潮田玲子両選手の試合が始まるところだったので観戦。 名前と顔以外は詳しく知らないけど、世界…

ミラクル7号

監督チャウ・シンチー 主演シュー・チャオ 上半期最も幸福感を味わえた作品。まだ観てない人がこのブログを見るかもしれないので気をつけて書くが、UFOウォッチャー登場シーンと父親がゴミ捨て場でテレビを拾うどうでもいいようなシーンが重要で、それに…

ミスト

監督フランク・ダラボン 主演トーマス・ジェーン 「驚愕のラスト15分」も口がポカンと開いてしまったくらい強烈だったけど、個人的にはサイレンが鳴ってラスト15分に入るところまでが特に凄かった。これでもかというほど不幸・不運の連続。しばらく再見…

潜水服は蝶の夢を見る

監督ジュリアン・シュナーベル 主演マチュー・アマルリック 良く言う御涙頂戴的な過剰な表現が排されているので一層、観賞後さまざまな思いを抱く事ができた。映画全体を通してトータルで素晴らしい作品だった。幻想的な映像も、違和感無く絶妙の表現。観た…

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

監督ポール・トーマス・アンダーソン 主演ダニエル・デイ・ルイス 観た時も長さを感じさせないで見応えあって満足だと感じたが、石油を巡ったやや細かい人間関係を別にして主人公だけに眼を向けるを思うところが多く、今でも強く余韻を残す。大スクリーンで…

シューテム・アップ

監督マイケル・デイヴィス 主演クライヴ・オーウェン 映画の存在すら知らず、たまたま見かけて「何だこれは」と思って観たら大当たり。今年上半期一番笑った映画。ここまでやるかと思うような溢れるアイディアが観ていて楽しくスピード感も抜群。カレーライ…

実録連合赤軍 あさま山荘への道程

監督若松孝二 主演ARATA 「実録」なため答えや打開策は出さないが、観ている人それぞれの「意識」を促す作品。観た後の「議論」を促す作品。僕を含め、この時代以降の日本人達へ向けられた作品。そういう意味では山田洋次監督作「母べえ」もそうかな。…

ぐるりのこと。

監督橋口亮輔 主演木村多江 自分も生きてきた10年史を振り返っているということで、素直に思い入れが強い。時代とともに変化していく人々を丁寧に伝えてくれていた。他登場人物とは異なる人物像のリリー・フランキーも良かったが、木村多江が素晴らしい。…

イースタン・プロミス

監督デヴィッド・クローネンバーグ 主演ヴィゴ・モーテンセン 心の準備が許されないかのような強烈なオープニングから一転、ストレートで王道の美しい映画だった。ラストは静かな感動が待っていた。ギャングの世界のみならず、「産まれてくること」とはとい…

歩いても 歩いても

監督是枝裕和 主演阿部寛 単なる、平凡な家族が集った1日を「こういうこと、あるよな」と思わせる笑いを交えていくだけでなく、「罪の無い、人のそんな感情が、時にはちょっと残酷なものにも見えてしまう」というようなシーンが、親近感が持てる家族のドラ…

アフタースクール

監督内田けんじ 主演大泉洋 サービスデーだったとはいえ、かなり席数の多い映画館でも一度は満員で入れず、次まで待ってもほぼ満員の映画館が、同じところで笑って同じところで驚き沈黙していた奇妙な一体感が忘れがたい。 主要キャスト3人のみならず、常盤…

2008年上半期 僕の勝手に映画賞

映画2008年上半期 僕の勝手に映画賞

今日は過ごしやすい1日になりそうだから、覚書のように上半期上映が開始された中から思い入れが強かった映画を振り返ってから出かけることにしよう。今年上半期に観た作品の中から、短文感想含めて良かった映画を厳選して10本。50音順。もし見かけた際…

闇の子供たち

周囲に伝えたら何を今さらと言われる気もするけど、思うところありブログを書き始めることに。まだ細かい使い方がわからない。時間も時間で、酔っ払って眠たくなってきたから、今日はとりあえず思いのまま書いて、続けるうちに覚えて、書き方も変化させてい…