失われた命について想いをよせる映画
もうすぐ震災から一年ですが、偶然にも2本連続で「失われた命について想いをよせる映画」を観ました。
渋谷シネパレス
点数・・・☆☆☆★★★
「ポエトリー アグネスの詩」
銀座テアトルシネマ
点数・・・☆☆☆★★★
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は、この監督の個性も感じて良い映画だと思ったんですが、本国アメリカでは評判が悪いらしい。当事者にしかわからない理由があるんでしょうか。もしかしたらキネマ旬報のクロスレビューで粉川哲夫氏が書いていた評に理由があるのかな。ちなみに粉川哲夫氏は褒めてるんですけど。それとも原作がよほどの傑作でもうイメージが固定化されてるのか。
ちなみにU2の曲も流れませんし、主役はトム・ハンクスでもサンドラ・ブロックでもなく、2人の息子役の子役です。この少年の冒険譚でした。
「ポエトリー アグネスの詩」を観て、映画という表現方法を使ってドラマを生み出すことには、未だに果てしない可能性があるということをこの目で確認しました。ただし、かなり生々しいので映画を観ることで現実から一時離れたいという方にはまるで向きません。後からじわじわ効いてきます。観るなら強く劇場観賞を推奨します。
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