キネマ旬報ベスト・テンを予想する。

外国映画は個人的に例年より観てる本数が少ないので、読者の勘でキネマ旬報日本映画ベスト・テンを予想してみました。敢えてオレの好みは省いてキネ旬の傾向で予想。

1.かぞくのくに
2.この空の花 長岡花火物語
3.ヒミズ
4.終の信託
5.桐島、部活やめるってよ
6.苦役列車
7.おおかみこどもの雨と雪
8.夢売るふたり
9.わが母の記
10.希望の国

「かぞくのくに」はアカデミー賞日本代表らしいので、それが後押しする気がします。

批評特集・ロングインタビューと二回も特集を組んだ「この空の花 長岡花火物語」もアリかと思いましたが、長過ぎて授賞式で上映できないので一位は無し。

ヒミズ」「終の信託」もキネ旬で人気ありそうですが、票が割れそうな気がします。周防さんは劇映画で久しぶりに一位を逃す。

おおかみこどもの雨と雪」は読者ベスト・テンの一位になる気がします。オレが所属するキネマ旬報東京友の会でも絶賛の嵐です。何せ観ている人の数、分母が多い。最近の読者ベスト・テンはシネコンで観れる映画が強い傾向にある。ただ評論家選考はいつもアニメに冷たいんで、この位置。

他に入るとすれば、「鍵泥棒のメソッド」あたりでしょうか。

ちなみに前年から園子温監督が映画芸術の「仮想敵」に仲間入りしたので、映画芸術ワースト一位は「ヒミズ」。映画芸術は時々ベストワンに聞いたことも無い映画を入れてくるので、予想はつかない。

読者じゃないからわからないけど、映画秘宝は「アベンジャーズ」かな。日本映画が毎年少ないけど、映画秘宝が本編に登場するので「桐島」はランクインする。あと可能性があるのは「アウトレイジビヨンド」かな。