「許されざる者」（李相日監督作品）

座席位置　前方中央

評点・・・☆☆☆★★★　上出来の部類

簡潔に。

李監督は同じ大学出身の偉大なＯＢです。

良い点。

『フラガール』『悪人』と同じく、「エンターテインメントなら任せとけ！」と言った具合で、盛り上げるべきところは盛り上げて、と言ったご立派な娯楽作品になってる。蛇足気味のラストこそ、リメイクした意義かも。今年の日本映画ベスト・テンに入る程じゃないけど名作リメイクとしては合格と思いました。

ダメな点。

國村隼さんが要らないような役で出てきて、余計なことをベチャクチャしゃべって「はあ？」みたいな事態が起こってる（これでも日本史で大学入ってる）。彼は何のために出てきたのか。混乱させるために出てきたのか。ＤＶＤになったらもう一回ちゃんと何言ってたか確認したい。