世直しイッキ!大集会/宮崎駿の悩む力

日曜日に明治公園で開催された、反貧困ネットワーク主催「世直しイッキ!大集会」に行ってきました。

http://www.k5.dion.ne.jp/~hinky/ikki2008.html

貧困問題:世直しイッキ大集会に2千人 東京・明治公園
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081020k0000m040060000c.html

で、僕は、表現が下手なことと、アホとか変態とかマニアックとか、何かそういった三冠王的な立場にされているためか、前にも書いたように「こうだよなー!」とか「こうじゃねーよなー!」とか言うと逆効果になってしまうことが多々あるため、普段は、特に政治や経済などに関しては一切語らないことにしてます。

なので、目で見たこと、耳に聞こえたことのみ記述します。覚書になっているのでいつも以上につまらない。

開始は13時から。10分ほど遅れたため宇都宮健児弁護士と雨宮処凛さんの挨拶は聞いてません。

まず案内をいただき、見て回る。それぞれテーマ別にコーナーが分かれていて、全部で12箇所。

参加者は報道されている通り2000人ほどで間違いは無いかと。年齢層や男女は本当に様々。

【住まい】【労働】【食の危機】【死刑廃止】【多重債務・消費者問題】【コトバの貧困】【社会保障】【後期高齢者医療制度】【女性と貧困】【子ども】【フェアトレード】【語り合いの場】

上記全てを聞くのはまず無理なので、【労働】には、自分の経験もあってどうしてもお話をお聞きしたい方が出席されるので、ここに行くことにする。で、時間があれば【社会保障】に行こうと決める。この分科会は14時からだったので、とりあえず他の所を見て周りチラシなどを受け取る。

専門学校生に話しかけられる。学校で映画を撮るから話を聞かせてくれと。で、自分は映画制作サークル出身だったとうっかり言ってしまったため話が長くなる。注1

【労働】に関する分科会へ。後半は雨宮処凛さんの司会でシンポジウムが始まる。マクドナルド訴訟の原告高野さんなど他数名の方のお話を聞く。

結局ここに最後までいたので、閉会まで30分ほどあったので、もつ煮込みを食べながら待つ。

聴衆として来ていた若手の国会議員(どこ政党の誰とは言いません)がいたので、あつかましくも少し話す。まあ、ヨタ話です。

雨宮処凛さんがいたので、一言だけ御礼を言う。

閉会後宮下公園へ向けてのパレード開始。

数台のトラックにそれぞれDJを乗せて、色々な人が叫びながら進む。

(ここ、どうでもいいんだけど)トラックに搭載された音響設備は、自分が様々なクラブでイベントやってきた中でも最高だったと言える「下北沢WEDGE」にも引けをとらない設備。
僕のそばのトラックはデトロイトテクノ主体のDJで、自分はエレクトロクラッシュ・ミニマルなのであまり詳しくはないが、恐らく新しい選曲で、その中に「BigFun」や「Strings Of Life」、あとはローラン・ガルニエとかの昔の名曲を、Avex Trax社前などのタイミングで使ってました。

AvexTrax社前で、「小室哲哉さーん、レイブが始まりますよー」とマイクで叫んでいる人がいました。
あとは、福山雅治氏の缶コーヒーの看板の前で「ファイヤー」とか、Gucciの店の前とかで色々と。

最後に簡単に感想を。

もっと様々なコーナーでお話をお聞きたかったのですが、聞きたかったと思えるくらい有意義な時間でした。【労働】に関してのお話は聞く事が出来たので、充実して帰宅しました。僕も結構痛い目を喰らった口で、親族や友人に救われたタイプで「恩義は墓まで持ち込もう」と決めてますが、宮崎駿監督が言うように「個性とか生きがいのために生きていくと、足をすくわれる」「正しいと思うことをやっているからいいんだということではない。自分を突き動かしているものは本当にいいものなのか。を考えていかなければならない」というように、昔の僕のように「いけるいける、このままいって大丈夫」だとヤバいんだよ。

で、映画鑑賞以外では今度は、今日の新聞記事の宮崎駿監督の素晴らしい言葉に触発され

「堀田善衞展 スタジオジブリが描く乱世。」記念講座

に行くつもりですが、きっと周囲の誰を誘っても来るわけ無いから一人で。

注1 僕が作っていたのは、同年代は青春・恋愛系が多かったのに、そっくりな後輩がいたので彼を主演に、「チョコボール向井の撮影現場舞台裏は、きっとこうだ!」みたいな、そういった周囲からテープの無駄遣いと思われる作品です。

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よみがえる「世直し一揆
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