2008年ベスト5
これはよく読ませていただいている映画サイトの1つ、まどぎわ通信さんに送るためのランキングです・・・今年相当ランキング作ったな(笑)
http://d.hatena.ne.jp/madogiwa2/20081231
1.ぐるりのこと。
2.ダークナイト
3.この自由な世界で
4.潜水服は蝶の夢を見る
5.リダクテッド 真実の価値
追記
上位5本に絞って気付いたが、狙ってないけど「現代」がキーワードになってる作品が並んでる1.3.5あたり。
最優秀監督賞
宮崎駿「崖の上のポニョ」
先日インタビューで「大混乱の時代を前にしている」と言っていた。「その中で自分を突き動かすものが何かを見極めてくれ」と。その意味で、このポジティブな作品は嬉しい。
フランク・ダラボン「ミスト」
ラストは「やり過ぎだな」と苦笑したが、それでも見事。
最優秀主演男優賞
本木雅弘「おくりびと」
表情と仕草の変化が丁寧で、好きな演技。
ヴィゴ・モーテンセン「イースタン・プロミス」
まるで彫刻のように美しい。あまりに好きでブログのトップ画像にしている。
最優秀主演女優賞
木村多江「ぐるりのこと。」
本当に丁寧で真摯な演技。こういう一見地味な女優が活躍すると嬉しい。
カティンカ・ウンタルー「落下の王国」
「ラスト、コーション」のタン・ウェイと悩んだ。うまいかどうかはさておき、ぴったりのはまり役。兼新人賞。
最優秀助演男優賞
豊川悦司「接吻」
あの歩き方で登場した瞬間にほぼ確定だった。次点は「休暇」の西島秀俊。
ヒース・レジャー「ダークナイト」
文句なしだと思う。そういうのは信じないが、何かに取り付かれたよう。
最優秀助演女優賞
樹木希林「歩いても 歩いても」
あの名優の名演技揃い踏みの中でも際立つ存在感。蝶を追うシーンが特に凄い。
マーシャ・ゲイ・ハーデン「ミスト」
ある意味モンスターより怖い。唾が飛んでくるかと思った。
上記以外で、挙げておきたい作品。
「赤い風船」
駄作観るよりこういう観る機会がなかった不朽の名作を観るほうがマシだと思ってしまった。
「靖国 YASUKUNI」
あの「上映中止騒動」は映画のみならず、あらゆる方面に悪影響を与える蛮行だ。観せろ!
小道具賞
ニンジン「シューテム・アップ」
・・・(笑)「なぜニンジン?」と思わせないほどのインパクト。
ベストシーン
波に乗って追うシーン「崖の上のポニョ」
サウナバトルシーン「イースタン・プロミス」
ベスト台詞
僕のカメラは、嘘をつかない「リダクテッド真実の価値」
ベストオモシロシーン
車に轢かれる「ノーカントリー」
殺し屋だからおかしく、あとあまりにあっさりやるんで。さすがコーエン兄弟と思いました。