ララピポ

今回の感想はお下品な下ネタがいっぱい入ります。お上品な文章しか受け付けない人は以下読まないほうが良いです。

監督宮野雅之
脚本中島哲也
原作奥田英朗
主演成宮寛貴
「ララピポ」たしか新宿ミラノ

個人的に日本映画界では現役では最も敬愛している映画監督の中島哲也が脚本にまわって、どうやら中島哲也の助監督だったらしい宮野雅之という人が監督。
原作は奥田英朗。昔「最悪」「邪魔」と伊良部シリーズは読んだことはあるけど、今回は未読。

登場人物はこんな感じ

成宮寛貴←女性を手玉にとって金稼ぎしている最悪ヤリチン男。
村上知子←声優志望のデブ専裏ビデオ女優
中村ゆり←成宮に良いように動かされて風俗やAVに堕ちていく可哀想な美人
皆川猿時非モテのひきこもり盗撮オナニスト(チンコがしゃべる)
吉村崇 ←非モテの戦隊ヒーロー好き妄想覗き魔男(変身しても勃起している)
濱田マリ←近所迷惑なゴミ屋敷に住んでる主婦

で、どうなんだそれ?ってところもあるし、そもそも収入がどうこう言ってはいるけど、あまり作品に反映されてないし、原作は知らないけど下品で軽薄極まりないし、モラルもヘッタクレもないし、物語全体の構成がイマイチとか色々あるにはありますが、僕は好きですねこの作品。こういうくだらない下ネタ作品大好きです。チンコとかオナニーとかそんなのばっか。映画館でゲラゲラ涙が出るほど笑ってたのは、どうやら僕だけみたいでした。

映像はもう中島哲也の影響下というのが一目瞭然なのですが、ただ先日映画好きの先輩もこんな話をしていて、
中島哲也ってのはCM出身だからクライアントのニーズに応えるのが得意なのか、ウジャウジャいっぱい登場人物出しても、きちんとそれ相応に魅力的に撮って、物語を破壊させないようにしてるところが凄いと思うんです。
だって前作「パコと魔法の絵本」だって元ネタの演劇は知らないんですが、木村カエラなんて物語に必要ないと思うのに、物語を停滞させないように、且つ木村カエラが活きるように起用しているし。

ただ今回まだ一作目の監督ですけど、どっちかというとそこはイマイチな感じでした。そもそも群像劇って主役がハッキリ活きたほうがバランス良くなると思うのですが、成宮寛貴が主役として映えているかというとそうでもない。でも凄く魅力的な監督だと思うので、逆に次はテーマが絞られていて、登場人物も少ない作品を手掛けて欲しいなと思いました。

あと、どうやら僕がアンテナ登録しているはてなダイアリーのみなさん?では満島ひかりちゃんや北乃きいちゃんが話題みたいですが、確かに2人とも可愛くて良い仕事している女優さんなんでしょうが、僕は中村ゆりちゃんも推したいです。谷村美月だってまだまだ推していきたいです。今年だって6本も出るとか。他にも可愛くて良い仕事する女優さんはどんどん推したいです。

「オナニーばっかしてんじゃねえよ」みたいなことこの映画のチンコも言ってましたけど、そりゃこの映画の中村ゆりちゃんならオナニーの1回や2回したくなるよね!って感じです。

というわけで、以下今回の個人的ベストシーン 特に核心というほどでもないです。


キャプテン・ボニータとハイパークローンの対決シーン

マジでくだらない。