ベンジャミン・バトン 数奇な人生

監督デヴィッド・フィンチャー
出演ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」新宿バルト9。

デヴィッド・フィンチャーの大ファンなのですが、正直言うと「フィンチャーがこの作品をねえ」という本音が出てしまったのですが、あまり事前情報を入れずに観たので、観賞後脚本が「フォレスト・ガンプ」の人と言うのを耳にして、妙に納得しました。

デヴィッド・フィンチャーブラッド・ピットと組むと傑作・大傑作が生まれるという何か方程式めいたものがあるのかも。ちなみに世評はイマイチな感じだった近年の「パニック・ルーム」「ゾディアック」も個人的には好きなほうなんですけど。

老体で産まれ、若返っていくという物語なのですが、その人生の中で起きる出来事が普通に産まれ老いていく人生とそれ程には違っていない(言い方が下手かもしれませんが)、というのが面白いのですが、それでもやはりその出来事でベンジャミンが見せる反応は、ベンジャミンだからこそと言えるもので凄く興味深かったです。

あとブラッド・ピットって、本当にロバート・レッドフォードに似ていると思う。

↓以前から読んでいるブログですが、いつになく大反響。
【映画がはねたら、都バスに乗って】
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」:高輪北町バス停付近の会話
http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/510f6d3351869d2e2f10430f1c367776/c2

ケイト・ブランシェットにも言及。関係ないけどご近所さんみたい。
西東京日記 IN はてな
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
http://d.hatena.ne.jp/morningrain/20090210

トラックバックいただきました。
「石版!」
デヴィッド・フィンチャー監督作品『ベンジャミン・バトン 数奇な人生
http://d.hatena.ne.jp/Geheimagent/20090211/p1

↓自分が読んだ中では、最も素晴らしい。早く読みに行ってくれ。
お楽しみはココからだ〜 映画をもっと楽しむ方法
「ベンジャミン・バトン -数奇な人生-」
http://otanocinema.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/---341a.html


以下、個人的なベストシーン 物語の核心に触れてます。


ケイト・ブランシェットが事故に遭遇するまでの、一連の畳み掛け。

ここが凄い見応えでした。何となくこのシーンはデビッド・フィンチャーならではな感じがしました。