十三人の刺客(三池崇史)

池袋HUMAXシネマズ

十三人の刺客 日本映画

2時間21分

座席位置:やや前方中央

監督:三池崇史

脚本:天願大介

出演:役所広司 市村正親 山田孝之 伊勢谷友介 伊原剛志 松方弘樹 稲垣吾郎

撮影:北信康

美術:林田裕至

音楽:遠藤浩二

http://13assassins.jp/main.html

配給:東宝

好感度点数=☆☆☆★★★

前にも書きましたけど、今年はなんか時代劇が多い気がします。

それでこの映画は1963年工藤栄一監督による時代劇のリメイク。監督は「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」を丸くおさめた三池崇史監督。ちなみに僕は1963年版を観たことがないので比較して語ることはできません。

それにしても観る前から男臭さがプンプン臭ってくる。

やっぱりびっくりしたのは、アウトレイジなゴロ―くんですよ!北野武監督は「アウトレイジ2」を作るって言ってるらしいけど、ゴロ―くん出したら良いんじゃないかな!?

「本当の悪人は誰か?」ゴロ―くんだったか!?

シンゴくんが同じ時代劇でもエライ違いの腰抜け映画に主演してしまったものだから、シンゴくんの分まで奮闘したのかな?違うと思うけど。ゴロ―くん良かったよ、ヒューヒューだよ!

この映画観る前の予告で「SPACE BATTLE SHIP ヤマト」が流れたからなあ。

まあ俳優としては、別にSMAP出演映画全部観てるわけじゃないけど、「武士の一分」のキムタク以来の見事な仕事っぷりな気がしました。

ていうか友人でゴローくんに似てる奴がいるんで、いちいち重なってしまって困りましたよ(苦笑)

ちなみに僕は細かいことが気になる人なんですけど、ゴロ―くん含めて、弓矢を撃った時の離した手の動きが統一されてるのがカッコよかったです。

役所広司氏が「配置につけ」と言ってから約50分くらい延々斬り合いが続くんですけど、火が付いた牛がいかにもな感じでわざとらしく浮いて見えることを除けば見応え十分でした。

一見平和そうに見える時代でもそうとは限らない。そして偽りの平和は色んな人間にとって退屈だったりするんですね。三池崇史監督の映画なのに妙に社会性みたいのを感じました(笑)

大義であった。

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