哀しき獣

点数・・・☆☆☆★★

今年から更新再開することにしました。あまり前みたいに長文は書かないでスタートします。極めてシンプルに。

「チェイサー」監督の新作。映画オフ会を主催して、団体で鑑賞。シネマート新宿。

かなりイカれたブッとんだ映画だ。口がポカーンだ。

「チェイサー」同様、追っかけ逃げて、逃げて追っかけ。ただしスケールアップ。大げさ感もアップ。

しかしこれ日本公開版は再編集版らしいけど、それが理由かな?展開が早すぎるのか、説明が少なすぎるのか、ただ単純にオレがわからなかっただけなのか、途中から対立関係がどうなって、誰が結局何を目指していたかとか、ほとんどわからなくなってしまった。

地域特有の朝鮮族の悲哀云々も伝わって来ず。

展開・因果関係自体はシンプルだった「チェイサー」を推す。あと同国の「アジョシ」とか。

まあ面白い映画だったんだけどね。

ところでオレ自身よく使ってきた言い方だけど、こういう映画が登場すると「やっぱり日本映画は韓国映画に敵わない!」という言い方が出そう。「ハリウッドには敵わない!」と同じようなもの。

でもオレはそういう言い方は今後しないようにする。作ってる人たちそれぞれの良さがあることが大事だよ。お国柄もあるしね。

だって「マイ・バック・ページ」や「モテキ」「ばかもの」みたいな、同世代として心に刺さってしかたない青春映画は、きっと日本映画でしか観れないし。

追伸

映画オフ会参加してくれた方々、誠にありがとうございました。おかげさまで大変盛り上がり大成功でした。まあオレは大したことは何もしてませんけど。今年の抱負に、「人と会う機会をたくさん設ける」がありますんで、またします。