「ドラッグ・ウォー/毒戦」(ジョニー・トー監督作品)

出演 ルイス・クー、スン・ホンレイ

新宿シネマカリテ

座席位置 前方右側(この映画館の1番はスクリーンが右寄りだから)

評点・・・☆☆☆☆ ダンゼン優秀!

以下、Facebookより転載

ジョニー・トー監督『ドラッグ・ウォー/毒戦』観ました。今年初の映画館観賞です。昨年大晦日に2度目の『かぐや姫の物語』行って以来の映画館です。今年も「オマエは他に行くところ無いのかね」と言われるくらい映画館行くと思うんですが、いきなり今年の外国映画ベストテン入りしそうな凄まじい傑作を観ました。というか、もう昨年の時点で2014年最初に観る映画はこれだと決めていた期待作だったんですが、期待以上。

この映画はジョニー・トー監督50作品目にして、始めて全編中国本土で撮った作品です。麻薬組織を巡るサスペンスです。規制の激しい中国でよくこんなの撮れたなあと思うほど破壊的ガンアクション炸裂。捨てキャラ・捨てショットがひとつも存在しない映画的魅力に満ちた見事な完成度。というか、この作品の前に公開されたのが『名探偵ゴッド・アイ』という怪作ラブコメだったので、その振り幅が凄い。やっぱりこの映画監督は「ガンアクション・ノワール作品を最も得意とする、職人監督なのかなあ」と思いました。

隣の席の2人組が「アウトレイジみたいだ」って言ってたんですけど、『アウトレイジ』より全然凄いですよ。

というか、初日初回から満席状態。ジョニー・トー作品がこんなに混んでるの始めて。何で急に。

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