映画雑誌ロードショーが休刊/やはり映画秘宝

ロードショーか。もう10年以上読んでないけど。存在すら忘れていた。これに関して色々な映画関連ブログを読んだけど、「m@stervision」さんという方の視点が一番納得いくものでした。是非読んでみてください。

僕は週に何本も映画館で観るほどの映画ファンでもないし、映画に関する知識データベースが豊富じゃないから意見はあまり書かないけど、「映画秘宝」は生き残る気がしてならない。むしろ部数を伸ばしそうだ。最近の当該雑誌には、「中高生(特に男子)」を引き付ける魅力を前面に出してるような(特に先月号と今月号)気がする。

で、まあここからは意見ではなく誰かがここを見た場合の一つのアドバイスなんですが、若い中高生で、何かデートコースとか、そうじゃなくても一人で暇だし映画でも観に行くかなあ、とか思った時、詳しくわからないから映画雑誌でも読むか、でも何が良いんだ?とわからない、ぴあ系や東京ウォーカー系じゃ内容に関する情報が少ないし、毎回買うのはイヤだ!という場合は、とりあえず映画秘宝にしてみようよ!と思った。ほら、どうしても買って持っておきたくなる魅力を出しまくってないか?僕が今、中高生だったら、間違いなく映画秘宝を買うよ!評論云々は人の好みもあるだろうし、難しいと感じることもある。今はとてもありがたく読んでいるけど、僕も若い頃は評論は真剣に読んでなかった。けど、あんな素敵な表紙とグラビアが付いてる上に、中川翔子の連載とイラストが読める映画雑誌だよ。ついでに若い女子には、斉藤工という美形俳優(彼が若い女子にどれだけ人気があるかは知らないけど)の連載と彼の写真が付いている。ここが魅力だと思うよ。ちゃんとバランス取っている。仮に女子に何か問われても、「斉藤工が連載してるよ!」と勧めることができる。逆に男子に女子が問われたら「しょこたんが連載してるんだから!」と言えるよね。そして映画以外の情報まで載っている。個人的には、いい年して「天然コケッコー」の夏帆にノックアウトされた者としては、着物姿の夏帆が表紙だった時は感謝したものだ。あの時の秘宝の表紙を飾った時の夏帆の表情は、国内どこを見渡しても、夏帆にしかできないと思う。それを撮ったカメラマンは才人だ。女の子も、あんな素敵な夏帆の表紙には、魅力を感じるのではないだろうか。素晴らしい。やはり改めて映画秘宝は良い雑誌だと再認識。男臭いマニアな雑誌だと思ってたけど、ちゃんとバランス取ってたんだな。時代の流れも読みとった上で出版してるんだね。

内容どうこうではなく、CUTとかって必要以上に大きいと感じさせる上に写真が多すぎる気が昔からするんだけど(折り畳めるわけでもねえし、あと本屋で他の雑誌隠してるような存在感が、といつも思う。音楽雑誌のスヌーザーは重いけど、二ヶ月に一度でその分の情報量を出そうとしてるのだろうから良いけど)、キネ旬や秘宝、映画芸術は本棚に収容しやすく、写真やイラストと文章のバランスが良いと思うのですが、どうでしょう。ちなみに僕はCUTを購入したこともある。ポール・ヴァーホーベンのインタビューが掲載された時と現在に至る変化がまだ見えてなかった頃の窪塚洋介特集の際。ウ゛ァーホーベンにデスレース2000年をリメイクして欲しいとか書いてたなあ。結局デスレースは違う監督がリメイクしたけど。あとロードショーやスクリーンを買った時もある。

注意事項:今後斉藤工しょこたんの連載や雑誌デザインが、どう変化するかは当然知りません。自分は斉藤工の連載は読んでないので内容は知りません。

キネマ旬報」にしろ「映画秘宝」にしろ、定期購読しているわけでもないので、あまり言えないですが、秀逸な評論(個人的には滝本誠氏、江戸木純氏、柳下毅一郎氏)を読める雑誌と思って目を通してますし、今後はもう少し頑張って買いますので、今後も頑張ってください。

映画秘宝 2008年 10月号 [雑誌]

映画秘宝 2008年 10月号 [雑誌]

映画秘宝 2008年 09月号 [雑誌]

映画秘宝 2008年 09月号 [雑誌]

映画秘宝 2008年 03月号 [雑誌]

映画秘宝 2008年 03月号 [雑誌]

↑この表紙がとてもとても大好き。

[rakuten:book:13028758:detail]

Cut (カット) 2008年 09月号 [雑誌]

Cut (カット) 2008年 09月号 [雑誌]

snoozer (スヌーザー) 2008年 10月号 [雑誌]

snoozer (スヌーザー) 2008年 10月号 [雑誌]

[rakuten:book:13029621:detail]