芋洗坂係長の芸を観ていたら

僕の部屋には、昔職場の同僚から「テレビ番組はパソコンで観るから」とかそんな理由でもらったテレビがある。
ただ、ある時突然全ての番組が映らなくなった。DVDは観れてゲームはできるので、モニターとしては機能している。特に修理する気もおきないし、買い換える気もおきないからそのままだ。地デジに移行とか、全くもって興味がわかない日常。具体的にどういうことで、何をすれば良いかすらわかっていない。
茶の間で、他の家族の誰も観ていない夜中にニュースやスポーツを観るから、全く観てないというわけでもない。なので、テレビから誕生する流行等には全く弱くなったけど、特に困ることもなければ物足りなさも感じない。
さっき帰宅した際に茶の間のテレビが付きっぱなしで、芋洗坂係長が芸をやるところだった。この芸人さんは以前観てかなり面白かったので楽しみ。
芸も素晴らしくて、腹を抱えるほど笑った。マイケル・ジャクソンが好きなので余計に良かった。
ただ、芸の最中にたびたび他の出演者に映像を切り替えるのは何なんだろう?
まあ全ての要素を含めて「番組」で、一人のお笑い芸人の芸を観せることのみが目的ではないのだとしても、「観客の笑い声」と「他出演者がしかめ面(司会者)や傍観している表情(弁護士)」、この狭間に矛盾が発生している気がする。
まあテレビを観てないどころか、コンスタントに観ることが難しい状態で、積極的に意見をして何か変化を期待して応援しているわけでもない、かやの外の立場なんだけど。というわけで視聴者の不満ではなく、通りがかった者の疑問。
以前は気づきもしなかったけど、距離を置くと発見があるものだ。