エグザイル/絆
加筆
【映画がはねたら、都バスにのって】
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超濃厚。大好物。
冒頭、鈴の音と乾いたギターの音が鳴り、まるで仁侠映画のようなタイトルが出て観る側にピリっとした緊張感が伝わり、傑作の予感に肛門が引き締まる感じ。
そこからは四人の男達の不器用な「かっこいいワル」っぷりとガンアクションを軸に、笑いを挟みつつ物語が展開されていく。不器用ながら絆を重んじる男達の戦いの旅が始まる。
登場人物たちのやたらと「大袈裟感」がある演技が、逆にミニマルな味わいと迫力あるガンアクションに統一されている作風にマッチして、思わず素振りを真似したくなる。
中盤夢を語り合う男たちが親近感がありすぎて素敵過ぎる。
キネ旬特集記事では、宍戸錠に似ているって書いてあったけど・・・
個人的にはこっちな気がするなあ。
こんなことはさておき、ギャグでもなんでもなく油断しているとちょっと漏れてしまいかねない程の傑作でした。いや、とにかく良いってこと。