その映画、凶暴につき「ウルトラミラクルラブストーリー」
自分が良い意味で、「異質な映画」が大好きであることを再確認しました。
そういえばコメントを寄せている万田邦敏監督の前作「接吻」も「異質な映画」でした。
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
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もしかして松山ケンイチのファンの人たちが多かったのか、完全に場内静まり返ってましたね。でも本来の松山ケンイチってこういう俳優なんじゃね?
ああ、衣装担当に麻生久美子の旦那さんの名がありました。
100sの主題歌に関しては完全に失敗だと思いますね。
シネマート新宿
監督・脚本:横浜聡子
音楽:大友良英
配給リトルモア
- 出版社/メーカー: キネマ旬報社
- 発売日: 2009/05/20
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というか、横浜聡子監督って僕と同い年らしい!前作「ジャーマン+雨」は未見ですが、衝撃的な天才現る!って感じです。
観終わった後、ラブストーリーでもあり、ホラーのようにも思える怖さがあるんですよ。そして泣けるんだ。
凄いのはインパクト狙いとか、「ちょっと斬新でしょ?」的とか、見せかけの作品のように思わせて、そんなんじゃなくて全てがパズルのように組み合わさっているんです。全然自意識過剰な作品になってない。
終盤になればなるほど、バケツ大量の水をひっかけられたような。
最後脳天ガツンとやられた感じで終わって、映画館出たあたりで作品反芻すると、
「ええええ〜っ!」
ってなる。
とにかく、本当に観て欲しい。一見の価値はあるはずだと言えます。
んで、文句なしの満点!と言いたいとこですが、もしかしたら津軽弁が全て分かる方には違う楽しみがあるのかもなあ、と思ったら、ちょっと羨ましいと思ったので。でも津軽弁がわからなくても全く問題なし。わかんないから楽しいのかも!?
で、こういう映画監督を貴重な個性だと、その作風・作家性を大事にしたいです。
MWAVEのずらずらら日記
2009年6月7日 日曜日の日記 ウルトラミラクルラブストーリー / 真野恵里菜
http://d.hatena.ne.jp/MWAVE/20090607
まどぎわ通信
映画「ウルトラミラクルラブストーリー」
http://d.hatena.ne.jp/madogiwa2/20090607
【映画がはねたら、都バスに乗って】
「ウルトラミラクルラブストーリー」:南葛西小学校前バス停付近の会話
http://blog.goo.ne.jp/ereninotabi/e/5e70d6df0767326979e20bbfc3aeaa06