色即ぜねれいしょん

新宿バルト9

久しぶりにバルト9に行ったら、予告の時に何か妙なのが流れてました。他の劇場では観たこと無いのでバルト9だけのだと思うんですが・・・今まで「ノーモア映画泥棒」とか色々ありましたが、なんだか今回は変過ぎて申し訳ないですけどちょっと笑ってしまいました。

監督:田口トモロヲ
脚本:向井康介
原作:みうらじゅん
音楽:大友良英
主演:渡辺大
配給:スタイルジャム

かなり楽しい作品でした。爆笑というより、クスクス笑いが続くような感じ。

「良いねえ」と思ったのは、笑いがきちんとテンポよく、漫才っぽくなってるというのかなあ、笑いがうまくやり取りになってました。笑わされた後に、もういっちょ笑いがくる、応酬になってるというか。

序盤の渡辺大知と森田直幸のやりとりのシーンから良かったです。あと久しぶりに観た気がするんですが、母親役の堀ちえみが最高でしたね。こんなお母さんいるわ。

てっきり「悶々として過ごす平凡な文科系男子が、誘われるがままにフリーセックス主義者が集まると噂される島へ行き、そこでのふれあいの物語」なのかと思ってたら、それだけではありませんでした。むしろ個人的には物語が転ずる後半のほうが面白かったです。

多分知らずに観た方が楽しいと思うんで伏せますが、臼田あさ美は結構大胆なチャレンジだったんじゃないでしょうか?前半の二箇所ほど。あと誰かに似てるなあと思ったら、綾瀬はるかに似てると思いました。

あと岸田繁の雰囲気が、僕の叔父さんの昔の頃にそっくりな感じがしました。

あ、森田直幸はやっぱりこういう髪型が似合いますね。髪型に注目。

もしかしたら僕より年齢が上の人のほうが楽しめるかもしれません。

あ、「セックスはゴムつけなきゃダメ、ドラックは絶対ダメ、残るはロックだ」みたいなグッと胸に刺さる台詞がありましたよ。

MWAVEのずらずらら日記
臼田あさ美石橋杏奈色即ぜねれいしょん
http://d.hatena.ne.jp/MWAVE/20090822#shikisoku

あと千鳥ヶ淵とか行ったこと書こうかと思いましたが、また今度。