グッド・バッド・ウィアード

僕はもう間に合わないかと思った。僕は走った。「チェイサー」「スラムドッグ$ミリオネア」とは言わないまでも、アマルフィ」くらいは走ったんではないか。そう思えるくらい走った。又吉候補の演説にも目もくれず、ひたすら走った。

ギリギリ間に合って観賞。キネ旬のプレゼントで当選しました。感謝!

キネマ旬報 2009年 9/1号 [雑誌]

キネマ旬報 2009年 9/1号 [雑誌]

監督:キム・ジウン
出演:チョン・ウソン イ・ビョンホン ソン・ガンホ
脚本:キム・ジウン キム・ミンス
音楽:タルパラン チャン・ヨンギュ
撮影:イ・モゲ
編集:ナ・ギュ
配給:CJエンタテインメント ショウゲート

観る前はなんとなく、「よくわかんないけど、日本で言ったら木村拓哉竹野内豊香川照之が共演みたいな豪華さかね?」とか思ってたら、まあ実際観るとキムタクはこの映画のイ・ビョンホンの役は引き受けないか。

ソン・ガンホがとにかく凄い。別に他の2人が特に拙いわけじゃないのに、とにかくソン・ガンホが盛り上げてます。場内爆笑の嵐でした。

まあ僕はソン・ガンホ目当てで観たのでそれで良し。

やはり名優ですね。変な俳優(注1)がやると作品自体を壊しちゃうような役どころな気がするんですが、やり過ぎない程度にやってくれてるのが素晴らしい。

最初からアクションシーンが点在してるんですけど、ちょっともう一工夫ほしいなあとか、ちょっとガチャガチャし過ぎかなあ、とか思うところもあったんですが、最大の見せ場は派手にやってて結構見応えありました。

出演俳優誰かのファンなら特に楽しめるんじゃないでしょうか。

(注1)竹中直人

【映画がはねたら、都バスに乗って】
「グッド・バッド・ウィアード」:亀戸駅通りバス停付近の会話
http://blog.goo.ne.jp/ereninotabi/e/5bc1b50ffa5f61c8428d280cfa837cb6