BALLAD 名もなき恋のうた
新宿ピカデリー(ポイントで観賞したので無料)
監督・脚本・VFX:山崎貴
出演:草なぎ剛 新垣結衣 武井証 大沢たかお他
音楽:佐藤直紀
撮影:柴崎幸三
VFXプロダクション:白組
配給:東宝
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 [DVD]
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「ほぼ忠実」に実写リメイク、って感じでしょうか。
まあ、この大傑作の実写リメイクに挑戦したことは、なかなか勇気ある行動だと思います。
「戦国大合戦」を観た時に感じた印象と一番異なったのは、「BALLAD 名もなき恋のうた」は冒頭から”シリアスな空気”というか”センチメンタルな雰囲気”を受けるってことですかね。「戦国大合戦」は前半はそうでは無かったので。まああくまで「空気」「雰囲気」ですけど。それはクレヨンしんちゃんでは無くなってるってこともあるんでしょうけど、多分これが原恵一と山崎貴の一番の違いな気がしました。どっちがいいかは、もう好みの問題なような気がします。
キネ旬の対談でもそんなこと言ってるし。原恵一は結構ドライに描く部分があって、山崎貴はセンチメンタルみたいなことを。
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「ほぼ忠実」なのに、なんか「BALLAD 名もなき恋のうた」のほうがだいぶ長いんじゃ?なんでかと考えたら、時間計って観てたわけじゃないんですが、合戦シーンとその関連シーンにだいぶ力入れてるからでしょうかね。もしかして山崎貴流合戦場面を撮るのが最大の目的だったとか?
正直そこくらいしか、実写リメイクに挑戦した意義がよくわからなかったです。あと「BALLAD 名もなき恋のうた」このタイトルも。ガッキーが舞いながら歌ったりするのを期待してたんですけどね。ああ、この件に関しては各方面から非難ごうごうの「アマルフィ」よりマシか。
草なぎくんはサマになってたと思います。
【映画がはねたら、都バスに乗って】
「BALLAD 名もなき恋のうた」:亀戸駅前バス停付近の会話
http://blog.goo.ne.jp/ereninotabi/e/c054f610b32042871a577b981d224dae
それにしても、物語の流れ自体には劇的な改編はなく「ほぼ忠実」なのに、オリジナルと比べるとパンチ力が決定的になくなってるのは何故?と考えていた所に、上の方が書かれてる「きっと監督がいい人なのよね。だから、「ALWAYS 三丁目の夕日」のような人情劇の世界を描くときにはプラスの面に働くんだけど、厳しい世界を描くときには、マイナスの面に働くのかもしれない。」という意見で、物凄く腑に落ちた気分。やっぱり人情劇とかウェルメイドな作品を手掛けて欲しいと思いましたね。
9/11追記
今日の朝日新聞夕刊にインタビューが載っていました。その最後の一言がまさしくそういうことなんじゃないかと。こういうこと言う人は個人的に嫌いじゃない。
「原作の2人はストイック。僕は半歩だけ進めて、少しだけ幸せにしてあげたかった。」
お楽しみはココからだ〜 映画をもっと楽しむ方法
「BALLAD 名もなき恋のうた」
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虚馬ダイアリー
戦国トヨタレンタリース
http://d.hatena.ne.jp/toshi20/20090911
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BALLAD 名もなき恋のうた
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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋
「BALLAD 名もなき恋のうた」
http://seiudomichael.blog103.fc2.com/blog-entry-769.html