今月の本棚

最近映画の感想が続いているので、たまには違うことでも。ちなみに以下に挙げると一目瞭然ですが、普段から新作にもこだわらないし、逆に古典にもこだわらないし、分野にもこだわりません。誰かから勧められた本や、その時の気分で読んでます。

1.

あの子の考えることは変

あの子の考えることは変

2.

本と映画と「70年」を語ろう (朝日新書 110)

本と映画と「70年」を語ろう (朝日新書 110)

3.

マイ・バック・ページ―ある60年代の物語

マイ・バック・ページ―ある60年代の物語

4.

孤高の騎士クリント・イーストウッド (映画作家が自身を語る)

孤高の騎士クリント・イーストウッド (映画作家が自身を語る)

  • 作者: マイケル・ヘンリー・ウィルソン,石原陽一郎
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2008/06/30
  • メディア: 単行本
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5.

わが闘争―不良青年は世界を目指す

わが闘争―不良青年は世界を目指す

1は前から読む気マンマンだったのがそのままになってた一冊。本当に素晴らしすぎ。スカっとしました!この本自体がグルーヴ!

2は著者である二人が、映画や文学などに絡めて本当に様々な社会や時代のことを語られているといったような一冊。とてもわかりやすい言葉で語られていて読みやすいです。あまり堅苦しい感じではありませんでした。
オウム真理教は自己肯定で、全共闘は自己否定」なるほどー。全然違うんだな。

3は2の冒頭で語られていて、2をお正月に読むやどうしても読みたくなったのですが、既に出版社品切れ・・・たまに行く都心の幾つかの図書館に行っても無い。これは諦めてどこかで偶然に出会うのを待つかな・・・・と思っていたら近場の図書館の倉庫に一冊ありました。

正直、ここ最近読んだ本の中で一番シビれました。著者の文章はキネマ旬報の連載でも普段から触れているんですが、熱かった。激しかった。ズシンときました。最初のほうは、喫茶店で一章読んでは目を閉じてipodで音楽聴いたり、ジムに体動かしにいったり。後半は一気に読みました。
何か具体的なことを書こうと考えたけど、言葉は出なかったです。読んで良かった、とだけ思いました。

4は前から読んでみたかった書。書かれているのは「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」まで。見事な研究書!読み応えアリ。

5は「男たちの大和/YAMATO」に至るまでの自伝(?)。正直なんて言って良いかわかりません。