「ウォールフラワー」(スティーブン・チョボスキー監督作品)
座席位置 前方左側
評点・・・☆☆☆★★★ 上出来の部類
以下、facebookより転載
スティーブン・チョボスキー監督『ウォールフラワー』観賞。35歳になって始めて観た映画。
観終わるまで知らなかったんですが、ベストセラーになった小説の原作者が自ら監督をしています。上出来の部類です。オススメします。
物語の主人公チャーリーは、冴えない学生生活をひっそりやり過ごしてる高校生。
けど、一歩踏み出すことで、ある2人の男女と出会い絆を深めていくことで、「はみ出し者の島」の仲間入りをして学生生活が一変。
そして彼は恋に落ちていくのだけど、果たして彼の恋の行方は?友情の行方は?という感じの物語。
瑞々しい描写の学生生活物語に加え、チャーリーの「心の傷」が語られていきます。
彼には恩師といえる先生がいるんですが、先生の言葉が終盤で伏線となるのが巧い。ラストも秀逸。
劇中音楽が、ニューオーダーだのソニック・ユースだのデビッド・ボウイだのオレのツボな選曲で思わずエンドロールを凝視。
オレは『恋の渦』みたいなゲスい青春映画だけ褒めるわけじゃないんですからね!